ニシアフリカトカゲモドキ

ニシアフリカトカゲモドキの食事と栄養管理!エサの種類と適切な量をご紹介

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ニシアフリカトカゲモドキを健康で長生きさせるためには、適切な食事を与えて栄養管理することが大事です。

この記事では、ニシアフリカトカゲモドキの食事と栄養管理について詳しく解説します。

食事の基本

ニシアフリカトカゲモドキは主に昆虫を食べる肉食性の爬虫類です。
一般的にエサとして、よく使われるエサはコオロギ、デュビア、ピンクマウス、人工フードなどがあります。

コオロギ

爬虫類の生きエサとして定番のコオロギは、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)とフタホシコオロギ(フタホシ)がいます。イエコの方が小さく、見た目も色が薄茶色なので、虫が苦手な人は イエコの方がいいかもしれません。

私もフトアゴヒゲトカゲが赤ちゃんの時は活コオロギを爬虫類ショップで買っていましたが、イエコ派でした。

冷凍コオロギは解凍する手間はありますが、活コオロギを常にキープするのは大変なので、現実的には冷凍コオロギが使いやすいです。

私は、はいあんどしーくさんで冷凍のクロコオロギを買って冷凍庫にキープしています。
だいたい1000匹8000円程度でした。サイズもS〜Lまで揃っています。

ワーム類

ワーム類には、ミルワーム、ジャイアントミルワーム、ハニーワーム、シルクワームなどがいます

ハニーワームは栄養価が高く食いつきがとても良いですが、常時与えていると、それ以外食べなくなってしまうこともあるので、拒食な時など緊急時用にします。

ゴキブリの仲間(デュビア・レッドローチ)

デュビアは繁殖が簡単で、栄養価も高いので活エサの中ではキープしやすいエサです。うちでは活エサとして、デュビアを繁殖させていますがうちのニシアフリカトカゲモドキは食べません。

レッドローチはデュビアよりも繁殖サイクルが早くデュビアよりも小さいのですが動きが早いので、捕まえにくく、初心者はデュビアの方が扱いやすいです。

どちらも一応ゴキブリの仲間なので、苦手な方はコオロギをおすすめします。

ピンクマウス

完全栄養食ですが、高カロリーのため頻繁には与えません。繁殖前など、ここぞという時に与えます。

爬虫類ショップなどでSSサイズからLサイズまで売っていますが、ニシアフリカトカゲモドキにはSSサイズが良いです。冷凍で購入しますので解凍して使います。
冷凍庫にマウスを入れるというのが、心理的に無理という場合は無理されないほうが良いでしょう。

うちの子も繁殖前に1度だけ食べさせましたが、普段食べ慣れていないので、食べさせるのが大変でした。

人工飼料

虫は嫌だ!という方におすすめ、栄養バランスが良く、手軽に与えられるので便利です。
ただ、人工フードを食べるかどうかは個体差がかなりあるので食べない子は断固食べないです。

有名なのはレオパゲル、レオパドライ、グラブパイあたりです。

レオパゲルはゲルタイプでプルプルしてて、いかにも生体が好きそうという感じ。
冷蔵庫で保管するので、食べる分だけチューブから出して、常温に戻してから切ってピンセットで食べさせます。
うちの子たちは食いつきがよく大好きです。

レオパドライはペレットタイプで、水でふやかして食べさせます。
ふやかしすぎるとボロボロになって食べにくそうなので、私は1分くらい軽くふやかして与えています。
ちなみに、うちの子は1匹は食べますがもう1匹は見向きもしません。

グラブパイはレオパゲルができる前までは人工フードといえばこれ!というくらい圧倒的な支持をされていました。粉末と熱湯を混ぜて練ってゲル状にして使います。

ぬるいお湯だと固まらないので必ず熱湯で作ります。作った状態で冷蔵庫で2週間、冷凍庫で半年ほど持ちます。
うちの子たちは冬場に食欲が落ちたときでも、喜んで食べるので助かっています。

サプリメント

ニシアフリカトカゲモドキの健康を維持するために、栄養バランスは重要です。
特にカルシウムとビタミンD3の補給が大事で、これらの栄養素は、骨の代謝に大きく影響します。

毎回、昆虫を与えるときに、カルシウムパウダーをまぶして与えるようにします。
週に1回程度、ビタミンD3を含むパウダーを与えると良いでしょう。

ガットローディング

ガットローディングはエサの栄養価を高めるための方法で、エサとなる昆虫に栄養価の高い食べ物、サプリメントをまぶし、その昆虫をニシアフリカトカゲモドキに食べさせます。

ようは、エサのエサの栄養価を高めるということです。
うちで飼ってるデュビアには、フトアゴヒゲトカゲが残したお野菜などをいつも食べさせています。

食事の頻度と量

ニシアフリカトカゲモドキはベビー期は毎日エサを与えますが、アダルト期になると1週間に2回ほどで充分になります。

コオロギだと1回に2〜3匹ほど食べます。

脱皮の前後になると、食欲は自然と落ちますが、気にしなくても脱皮が終わって落ち着くとまた食べ始めます。

週に2回ほど与えていて1回2回食べないくらいはあまり気にしなくても良いのですが、2週間以上食べなくなってくると、何かしらのきっかけがないと本格的に食べなくなってしまうので、エサを変えてみたり形状変えてみたり対処が必要です。

水分補給

ニシアフリカトカゲモドキは水分補給も重要です。
新鮮な水を常に提供し、湿度を適切に保つことが必要です。

ウエットシェルターの上部に水を入れておくと時々飲んでるのを見かけます。
水は毎日、交換するようにしています。

食事の与え方

ニシアフリカトカゲモドキは夜行性のため、夜間に餌を与えるのが理想的です。

エサをピンセットでつまんで与えると、ニシアフリカトカゲモドキはエサを見つけやすくなります。
エサを見つけたら左右に動かしてあげると捕食本能を刺激して食べてくれます。

我が家のご飯は

うちは、はいあんどしーくさんで冷凍のクロコオロギMLサイズを買って冷凍庫にキープしています。
だいたい1000匹8000円程度でした。サイズもS〜Lまで揃っています。

エサは週に2回ほどコオロギを6〜8匹解凍して、2匹のニシアフリカトカゲモドキ、1匹のレオパードゲッコーに食べさせて、残ったらフトアゴヒゲトカゲにあげてます。

時間帯的には夜の方が良いのですが、フトアゴヒゲトカゲが昼行性なので同じタイミングで準備をするとお昼間にご飯タイムとなりますが今のところ大丈夫そうです。

食いつきは、オレオの方は食いしん坊なのでコオロギ見た瞬間に秒で食べます。
スノーはいつもおっとりしていて、食べるのも遅いですが、食べムラがなく楽です。

2匹ともグラブパイが好きなので、時間の余裕ある時は作ってあげてます。

まとめ

ニシアフリカトカゲモドキの健康を維持するためには、適切な食事と栄養管理が欠かせません。

バランスの取れた食事、カルシウムやビタミンの補給、適切な食事の頻度と量、水分補給で、ニシアフリカトカゲモドキは健康で長生きすることができます。

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