ヒョウモントカゲモドキ

レオパ派は読んでほしい!私がニシアフを推す理由、激萌えポイント大公開

nishiahuwoosuriyu ヒョウモントカゲモドキ

爬虫類ペットとして人気が高いヒョウモントカゲモドキ「通称:レオパ」とニシアフリカトカゲモドキ「通称:ニシアフ」は、可愛い見た目と飼育のしやすさから、多くの爬虫類ファンに愛されています。

見た目が似てて、飼育環境にも共通点があるので、どちらを選ぶか迷う方も多いかもしれません。
しかし、両者にはさまざまな違いがあります。

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキの見た目や性格、飼育環境の違いを徹底比較しました。どちらが自分に合ったペットか、ぜひ参考にして見てください。

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキの入門知識

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキについて、それぞれの基本的な情報を確認します。

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)は中東に生息

 

学名:Eublepharis macularius
原産地:パキスタン、インド北西部、アフガニスタン
寿命:20年
体長:20〜25cm
性格:比較的温和で人懐っこい
活動:夜行性

ヒョウモントカゲモドキは、乾燥した草原や岩場に生息し、夜行性の生活をしています。寿命は自然界では20年くらい、ペットとして飼われると15年くらいです。いろいろなカラーバリエーション(モルフ)や模様があることも魅力の一つです。

ニシアフリカトカゲモドキ(ニシアフ)は西アフリカに生息

 

学名:Hemitheconyx caudicinctus
原産地:西アフリカ(ガーナ、トーゴなど)
寿命:10〜15年
体長:15〜20cm
性格:おっとり穏やか
活動:夜行性

ニシアフリカトカゲモドキは西アフリカの乾燥地帯に生息しており、ヒョウモントカゲモドキに比べて体長が少し小さめです。こちらも夜行性で、大人しめな性格を持つことが多いです。ニシアフリカトカゲモドキは最近人気でいろいろなブリーダーさんが新しいモルフをどんどんつくってるのでカラーバリエーションがどんどん増えてきています。

見た目の違い

見た目に関しては、両者は一見似ているものの、よく観察するといくつかの違いが見られます。

体のサイズと形状

ヒョウモントカゲモドキは体長20〜25cm程度で、比較的細長く、スリムな体つきをしています。
ニシアフリカトカゲモドキはヒョウモントカゲモドキよりも一回り小さく、体長は15〜20cm程度です。ヒョウモントカゲモドキに比べると、ニシアフリカトカゲモドキは体がムクムクしてて全体的にまるっこい印象があります。

私のイメージだとヒョウモントカゲモドキはシュッとして顔はかっこいい系、ニシアフリカトカゲモドキはずんぐりな感じで顔は可愛い系という感じです。人によって好みはあると思いますが、私はニシアフリカトカゲモドキには他の爬虫類にはない圧倒的な可愛さがあると思っています。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
体長20〜25cm程度 15〜20cm程度
比較的細長く、スリムな体つき ムクムクしてて全体的にまるっこい
シュッとして顔はかっこいい系 ずんぐりな感じで顔は可愛い系

目の形

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキは、それぞれに目の形に特徴があります。この特徴は生活習慣や環境に適応した結果です。

ヒョウモントカゲモドキの目は大きめで、表情豊かな見た目が魅力の一つです。また、上まぶたと下まぶたがしっかりと動き、目を閉じたり開いたりできることが特徴です。

瞳孔は縦に細長いスリット状をしており、夜行性の生物に典型的な特徴です。明るい場所では瞳孔が細くなり、暗い場所では広がって多くの光を取り込むことができます。少しつり上がった形をしてるのでどちらかと言うと凛々しい顔つきです。

ニシアフリカトカゲモドキもまぶたを持っています。目の大きさはヒョウモントカゲモドキに比べるとやや小さいです。瞳孔は丸く、昼間でもほぼ円形です。これは、ニシアフリカトカゲモドキが昼行性に近い生活をしているためです。

クリクリとした目が可愛く真顔が笑ってるように見えるのが、私がニシアフ推しなポイントの一つです。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
・大きめな目で、表情豊かな見た目
・瞳孔は縦に細長いスリット状
・明るい場所で瞳孔が細くなり、暗い場所で広がる
・少しつり上がった形の目
・凛々しい顔つき
・目はやや小さい
・瞳孔は丸い
・明るい場所でもほぼ円形
・クリクリとした目
・真顔が笑ってるように見える

モルフの種類

ヒョウモントカゲモドキは多様なカラーバリエーション(モルフ)が存在します。特に、黄色やオレンジ、黒い斑点の入った個体が多く、ヒョウモントカゲモドキのモルフは数百種類はあると言われています。

ニシアフリカトカゲモドキのモルフは茶色やクリーム色、白っぽいバンド模様が特徴で、より自然に近い色合いが見られます。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
・黄色やオレンジ、黒い斑点の入った個体が多い
・数百種類のモルフが存在する
・茶色やクリーム色、白っぽいバンド模様など
・自然に近い色合いが多い

尻尾の形

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキはどちらも、尻尾に脂肪を蓄え太くなる特徴がありますが形状に違いがあります。

ヒョウモントカゲモドキの尻尾はやや細長く、体に対して細い形状をしています。表面はぶつぶつとしていて冷たい感じです。

ニシアフの尻尾は全体的に丸く、より太くて短い印象です。また、ニシアフリカトカゲモドキの尻尾はモチモチと滑らか、柔らかくプニプニした感じです。丸っこさが可愛いくてずっと見てられます。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
・やや細長く
・体に対して細い形状
・ぶつぶつとしていて冷たい感じ
・全体的に丸く
・太くて短い
・柔らかくプニプニ

性格の違い

両者ともに温和な性格を持っていますが、微妙に違います。

ヒョウモントカゲモドキの性格は陽気で活発

人懐っこさ

ヒョウモントカゲモドキは人に慣れやすく、手にも乗りやすいトカゲです。飼い主に対して興味を示し、自分から近寄ってくることもあります。特に、継続的に触れ合うことで、手乗りが可能な個体が多くなります。

好奇心旺盛

ヒョウモントカゲモドキは周囲の環境に対して興味を示すことが多く、ケージ内を活発に探索する姿をよく見かけます。

ニシアフリカトカゲモドキの性格は陰気で大人しい

シャイで控えめ

ニシアフリカトカゲモドキはやや控えめでシャイな性格です。人に慣れるまでに時間がかかることがあり、隠れ家でじっとしていることが多いです。

温和な性格

非常に温和で穏やか、攻撃的になることはほとんどありません。じっくり時間をかけて接することで、人に慣れてくることが多いです。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
・やや細長く
・体に対して細い形状
・ぶつぶつとしていて冷たい感じ
・全体的に丸く
・太くて短い
・柔らかくプニプニ

性格は個体差大きいです

私の飼ってるヒョウモントカゲモドキは超活発でややシャイボーイ。私には慣れてるのでハンドリングしても嫌がらないです。ケージの前に人が多くいるとシェルターにこもって中から様子を伺っています。

夜になるとかなり動いていて、大きな流木に登ったり降りたりずっとウロウロしててかなり元気いっぱいな印象です。

ニシアフリカトカゲモドキのうちの1匹はスーパー陽気で犬みたいな性格、人がいると誰でも寄ってきてアピールします。触られたりはあまり得意じゃないので脱皮が残っていて取ってあげる時などは大変です。食欲も旺盛ですごく食べるので太りすぎにならないように気をつけています。

もう1匹はビビリで人の気配がするとすぐ隠れちゃうけど、3匹の中では一番触られ慣れてます。昔、体調悪くなった時に薬を飲ませないといけなかった時も、シリンジから簡単に飲ませることができました。いつもは大人しいのに繁殖にチャレンジした時はすごく積極的で頑張りました。

ヒョウモントカゲモドキの性格はこうだとか、ニシアフリカトカゲモドキの性格ははこうとか言われますが個体差はかなりあるように感じます。

飼育環境はほぼ同じで大丈夫

飼育環境はヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキで少し異なることはありますが、基本的にはほぼ同じで大丈夫です。

温度と湿度

ヒョウモントカゲモドキは高湿度でなくてもOK

ヒョウモントカゲモドキの飼育環境では、ケージ内の温度は日中で28〜32℃、夜間は20〜24℃程度を保つことが理想的です。湿度は40〜50%程度が適切です。乾燥地帯に生息しているため、あまり高い湿度を必要としません。

ニシアフリカトカゲモドキは湿度高めな環境が好き

ニシアフリカトカゲモドキはヒョウモントカゲモドキよりも少し高めの湿度環境を好みます。湿度は50〜60%が理想的です。また、ニシアフリカトカゲモドキも温度は28〜32℃が適切、夜間は少し涼しい環境(20〜22℃)がいいです。

ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ
温度 28〜32℃ 28〜32℃
湿度 40〜50% 50〜60%

ケージの広さ

ヒョウモントカゲモドキはよく動き回るので狭いとダメ

1匹あたり最低30cm×30cmのケージが必要です。ヒョウモントカゲモドキは活発に動き回るので、広めのスペースがおすすめです。高さがあるケージだと上下の運動もできます。

ニシアフリカトカゲモドキは活動的ではないのでやや狭くてもOK

ニシアフも同様に30cm×30cm程度のケージが必要ですが、ヒョウモントカゲモドキほど活動的ではないため、やや狭いスペースでもストレスを感じにくい傾向があります。

私はどちらもジェックスのグラステラリウム3030を使っていて、大きさに関しても通気性や使い勝手、見た目も含めて最高と思っています。

ウエットシェルター

両者ともに隠れ家(シェルター)を必要とします。ニシアフリカトカゲモドキの方が高い湿度環境が必要です。脱皮の時はヒョウモントカゲモドキも高湿度がいいのでどちらも高湿度をキープできるシェルターをおすすめします。

上部に水を入れるタイプの素焼きのシェルターが良いです。私はスドーのウエットシェルターを使っています。

繁殖のしやすさ比較

ヒョウモントカゲモドキの方が比較的容易

環境が整えば自然な繁殖が進む

ヒョウモントカゲモドキの繁殖は比較的容易です。特に、成体が十分に成長し適切な環境が整っている場合、成功率が高く自然に繁殖が進みやすいです。

卵は60〜90日で孵化

オスとメスを合わせて繁殖させる場合、メスが卵を産むまでに約2〜3ヶ月かかります。卵は約60〜90日で孵化します。

繁殖環境はメスの管理が重要

繁殖環境としては、特にメスの体重管理と適切な温度・湿度管理が重要です。

ニシアフリカトカゲモドキの方がやや難易度高い

環境設定が重要

ニシアフリカトカゲモドキの繁殖も比較的容易ですが、ヒョウモントカゲモドキに比べるとやや難易度が高いと言われています。特に、オスとメスのバランスや環境設定が重要です。

卵は70〜100日で孵化

オスとメスを合わせて繁殖させる場合、メスが卵を産むまでに約2〜3ヶ月かかります。卵は約70〜100日で孵化します。

広いスペースの確保が大事

繁殖環境としては、特にメスの体重管理と適切な温度・湿度管理が重要です。また、オスとメスのストレスを軽減するための隠れ家や広いスペースの確保も必要です。

私もチャレンジしました

私もニシアフの繁殖にチャレンジしました。私の飼ってるスノーとパートナーの飼ってるホワイトアウトオレオを掛け合わせて子どもを産ませようと、春の暖かくなってきた頃に合わせました。

別々の場所で飼っていたので、まずは1週間ほど環境に慣れさせて、そっとケージに入れてみました。雄のスノーの方は経験があったのですぐにホワイトアウトの方へ行って行為に及ぼうとしますが、ホワイトアウトは初めてなので少し戸惑っていて逃げてしまい1日目は終わり。

2日目も始めはどうしていいかわからない感じでしたが、成功を見届けました。どれくらいの時間させてたらいいのかわからず15分くらいで離しました。

念の為3日目も行いました。2日目同様に始め戸惑いますが行為は成功してます。

上手くかかっていれば2〜3週間ほどで卵は産まれるはずですが、残念ながら産まれませんでした。

おそらく時期的に少し遅かったのかと思います。次はまた温度管理も徹底してやってみようと思います。

私のニシアフ推しポイント

どちらも飼ってる私がなぜニシアフリカトカゲモドキ推しなのかというと、一番は手触りのプニプニ感。モチモチしていてめちゃくちゃ気持ちがいいです。

そして目がクリクリしてて真顔が笑ってるような顔をしています。夜行性なのですが昼間でも近づくと寄ってきて愛想がすごく良くて本当に犬みたいな性格で可愛いです。

どっちが好きですか

ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキは、見た目や性格、飼育環境にいくつかの違いがありますが、どちらも非常に飼いやすい爬虫類です。ヒョウモントカゲモドキは活発で人懐っこい性格が魅力です。一方、ニシアフリカトカゲモドキは控えめでシャイな性格ながらも、見た目が愛らしいと人気です。

飼い始める前に、自分の生活スタイルや飼育環境に合った種類を選ぶことが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました