フクロモモンガ

フクロモモンガの食事!栄養バランスの取れた健康的な給餌方法

momongagohan フクロモモンガ

フクロモモンガを健康的に育てるためには、適切な食事と栄養管理が非常に重要です。このブログでは、フクロモモンガに合った健康的な食事について説明します。

主食はペレットフード

フクロモモンガの食事のメインは、栄養バランスが整った専用ペレットフードです。フクロモモンガ専用のペレットフードは、タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどがバランス良く含まれており、健康的な体作りをサポートします。

ペレットフードの選び方

栄養バランスが大事

フクロモモンガ専用のペレットフードは、特にカルシウムとリンのバランスが重要です。理想的には人間と同じでカルシウムがリンの2倍(Ca:P= 2:1)を目指すと良いです。

モンキーフードがおすすめ

市販品のペレットフードだとモモンガフードの他、モンキーフードなども適しています。モンキーフードは動物園などでも使われている安全なフードで野菜や果物、タンパク質を多く含んでいてバランスが良いペレットです。

他のフードを食べないフクロモモンガでも食いつきが良いのでおすすめです。

偏食の防止

ペレットフードだけでは飽きやすいので、他の食材と組み合わせることが重要です。例えば、ドライフードにミックスナッツを混ぜるなど食事のバリエーションを増やします。

果物は与えすぎに注意

フクロモモンガは果物が大好きです。たくさん食べたがるので糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。

果物の選び方

旬の果物

旬の果物は栄養価が高く美味しいのでフクロモモンガも好みます。メロンやリンゴ、、梨、スイカ、パイナップル、パパイヤ、キウイなどが適しています。

バランスとローテーション

毎日同じ果物を与えるのではなく、様々な種類の果物をローテーションで与えることで、特定の栄養素の過剰摂取を防ぎ、バランスの取れた食事を提供できます。

果物はおやつとして与え、主食のペレットフードとバランス良く組み合わせることが大切です。特に糖度の高い果物は少量にとどめ、様々な種類の果物をローテーションで与えるのがおすすめです。

果物の種はダメ

果物の新芽や種子にはフクロモモンガや他の小動物にとって有害となるものが含まれています。例えばリンゴの種やアボカドの新芽などは、フクロモモンガが誤って口にすると毒性を示すことがあります。

果物を与える際には、必ず新芽や種子を取り除くことが重要です。万が一、種子や新芽を切った際には、水でしっかりと洗うことで安全性を高めることができます。

昆虫は重要なタンパク源

フクロモモンガにとって、昆虫は野生下での食生活を再現する上で欠かせない重要なタンパク源です。

昆虫の選び方

コオロギやミルワーム

ペットショップで購入できる生餌のコオロギやミルワームは、フクロモモンガの食事に使えます。

屋外で採取した昆虫は、寄生虫を持っていたり農薬にさらされている可能性があります。健康リスクにつながることがあるため、信頼できる店で購入した昆虫を使用しましょう。

ニボシは1日2匹まで

リスやハムスター用のニボシは存分にカルシウムを含んでおり、タンパク源として活用できますが、リンの割合が高いため注意が必要です。目安として、ニボシは1日に1~2匹程度に留めるのが無難です。

昆虫の与え方

昆虫はそのままではリンの比率が高過ぎるため、他の食材とバランス良く与えることが重要です。例えば、ニボシもリンの比率が高いですがカルシウムも多いので、適切に与える必要があります。

動物性タンパク質は大事

フクロモモンガにとって、動物性タンパク質は健康維持、成長、繁殖に欠かせない栄養素です。野生では昆虫から摂取することが多いですが、飼育下では様々な食材から効率的に摂取できるように工夫する必要があります。

動物性蛋白質の選び方

鳥のササミはおすすめ

脂肪分が少なく良質なタンパク質を含んでいます。茹でたササミを細かく切り、適量を与えましょう。消化吸収率も高くおすすめの食材です。

無糖のヨーグルト

砂糖なしのプレーンヨーグルトを与えることができます。ヨーグルトにはカルシウムやプロテインが豊富に含まれており、フクロモモンガの栄養補給に役立ちます。乳酸菌の働きで腸内環境を整える効果も期待できます。

ペット用干しタラ

ペット用の干しタラは、高品質のタンパク質源であり、フクロモモンガに与えることができます。

与えてはダメなもの

フクロモモンガに与えてはいけない食材もいくつかあります。

絶対ダメな食材

アボカド

アボカドにはペルシンという物質が含まれており、多くの動物にとって与えてはダメな食材です。フクロモモンガに与えると、心臓や呼吸器に問題を起こす可能性があります。

塩分の過剰摂取は、フクロモモンガの腎臓に負担をかけ、高血圧を引き起こす恐れがあります。加工食品などにも注意が必要です。

ネギ類(玉ねぎ、にんにくなど)

ネギ類にはアリルプロピルジスルフィドという成分が含まれていて赤血球に影響し、貧血や胃腸への問題を起こす可能性があります。

アーモンドのカビ

カビが生えたアーモンドはアフラトキシンを含み、摂取すると肝機能に問題を起こします。

ジャガイモの芽

ジャガイモの芽にはソラニンという成分があり、摂取すると吐き気、下痢、神経系への問題を引き起こします。

生の大豆

生の大豆にはトリプシンインヒビターが含まれ、消化不良や栄養吸収の妨げになることがあります。大豆は調理して与える必要があります。

注意が必要な食材

柑橘類

レモンやオレンジなどの柑橘類は酸味が強いため、胃腸に刺激を与えやすく下痢や消化不良を引き起こす可能性があります。少量であれば問題ないこともありますが頻繁な摂取は避けるべきです。

葉物野菜

葉物野菜は健康に良い面もありますが、過剰に与えると下痢を引き起こすことがあります。与える際は量に注意し、食物繊維が多すぎないか確認することが大切です。

砂糖

砂糖は単体で与えないようにし、糖分の高い加工食品の提供も避けるべきです。過剰な糖分が肥満や虫歯、さらには糖尿病のリスクを高めるためです。

おやつとしてあげるもの

おやつは飼い主との絆を深めるためのコミュニケーションツールとしても役立ちます。ただし、食べ過ぎは肥満や病気の原因にもなります。量や頻度には注意しましょう。

おすすめのおやつ

ペット用干しタラ

干しタラはタンパク質が豊富で、脂肪分が少ないため健康的なオヤツとして最適です。必ず無塩のものを選び少量を与えます。咀嚼する楽しみと栄養補給が可能です。

ヤギミルクボーン

ヤギミルクボーンはヤギのミルクを使用した製品で、カルシウム、タンパク質、ビタミンなどが豊富に含まれています。ボーン形状のタブレットでフクロモモンガが簡単に食べることができます。味は乳製品特有のミルク味で、多くのフクロモモンガが好んで食べることが多いです。

ビタシロップ

ビタシロップはフクロモモンガに必要なビタミンを補うことができる栄養補食品です。液体状で与えやすく計量して適切な量を与えることでビタミン不足を防ぎます。

無塩チーズ

チーズはカルシウムとタンパク質を含みます。塩分が含まれていない固形タイプを選びます。少量をあげることで栄養素を補いながらも嗜好品として楽しんでもらえます。

ミルワーム

ミルワームは高タンパクで脂質も多いため、オヤツとして少量を与えます。生のものではなく、適切に準備されたものを選ぶと良いです。与える際は栄養バランスに気を配りつつ楽しんでもらいましょう。

私の経験談

私の飼ってるフクロモモンガの主食はモンキーフードを与えています。元々購入したブリーダーさんが使っていたというのもあり、食いつきが良いです。

ウエットのご飯とドライのご飯をあげると良いと教えてもらい、りんごとモンキーフードを与えています。爬虫類も飼っているので残ったにんじんやかぼちゃも時々あげていますがよく食べます。

おやつはまだ赤ちゃんなのでモモンガミルクとフィッシュスティックをあげています。

まとめ

フクロモモンガの健康的な生活をサポートするために、栄養バランスの取れた食事は大事です。ペレットフードを主食とし果物や昆虫を補助的に与えることで、バランスの取れた栄養を提供することができます。

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